読むべきビジネス本を一秒で選ぶ方法

どんな本もまあ、それなりに読むところはあるのだろうけど、日々時間が限られているなかで読むべき本を絞らないといけない。

経験的には次のような本は良い可能性が高い。

 

タイトルの主語が人であり、目的語が物か人である本。

主語が物の場合は経験や知識に裏付けられていない著者の独りよがり話の可能性があるので、著者の経歴を確認する。

 

翻訳書。

外国の本は版権や翻訳のコストがかかるので、出版社も打率の高いものを出してくるのが理由かもしれない。

 

コンサルタントが書いた本。

ただしコンサルタントは実務に疎いことから、内容が抽象化され過ぎていないか、反対に具体的過ぎて独りよがりになってないか確認する。

 

創立者、または中興の祖が著者の本。

話が具体的かつ実践済みなところがよい。可能性は低いが、ブラックな失敗談があるとなお良い。引退した人の回顧録などは、自分とは全く別世界なロックフェラーとかそういうのに絞った方が良い。単なる自慢話かもしれないので。

 

歴史と古典。時間のふるいにかけられており、時代が変わっても読まれるということはそこに普遍性があることを意味する。ただし増刷数が一時期に集中していると一過性のブームの可能性があるので、確認する。

 

実務家の実務の本。ただしマスを意識して平易に噛み砕いた本は結果のみを書いて、著者の思考や示唆が省かれていることがある。誰をターゲットにしているかチェックする。

 

ほか、

目次が体系化されている。

固有名詞が多い。

数字が多い。

 

ざっとこんなところか。

ではまた。